弁護士法人 優 わかば法律事務所からのお知らせ
父子関係
2014-05-02
母子関係は,分娩の事実で分かります。
しかし,父子関係は,分かりません。そこで,嫡出推定が働き,推定される嫡出との父子関係を否定するのは,嫡出否認の訴えに寄ることが必要であり,しかも,それは,出生の事実を知ってから1年以内。その上,父親しかできません。
ところが,高裁レベルで,DNA関係の結果,明らかに生物が以上の親子でない場合,この例外を認める裁判例が出たようです。
しかし,新聞報道によると,最高裁は,この結論を見直すようです。
最高裁の判断を待ちます。